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乗り越し分岐器
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今回も豆知識編です。

さて、みなさんはこんなポイント(以下、正式名称の分岐器を使用)を見たことはないでしょうか。構造が全然違うし、二股になる部分の片方に隙間がない。トングレールも離れていれば錆びきっていて使えそうにない。まるで昔使われていた分岐器の残骸のようにも見えます。

乗り越し分岐器1

実はこれでも現役で使われているもので、「乗り越し分岐器」と呼ばれます。用途は2つ。

主に保線用車両が止まっている付近で見かけると思いますが、保線車両が本線(営業列車が通る線路)に出て(このことを「本線を横取りする」などと言います)点検したりするときに使われます。こちらには直角交差になっているものもあって、保線機械を乗っけた台車が本線のレールに乗り上げながら末端まで出てきて、保線機械は本線の進行方向を向いているのでそのまま前後進して本線に出て行きます。

乗り越しクロッシング

もう一つの用途は、万一列車が信号無視して副本線(追い越し待ちをする本線)などから主本線(優等列車や追い越し待ちがない列車が通る本線)に突っ込まないように、副本線側の信号が赤の間は分岐側に誘導するようになっていて、暴走してきた列車を主本線から逃がすように誘導して脱線させるときに使います。この脱線させる方を「安全側線」、略して安側といいます。この用途で普通の分岐器を使うこともあるようです。
ちなみに、安全側線用乗り越し分岐器のみ脱線方向が定位(普段開通している方向)です。
もし用地の都合で誘導用の側線を設けることができない場合、脱線転轍機と呼ばれる物を使います。乗り越し分岐器や普通分岐器のポイント部だけでできたもので、フログもなければその先のレールすらありません。
保線車両などでは代わりに車輪止めか脱線器と呼ばれるものが取り付けられていることがあります。前者は木製のストッパーをレールにかぶせて転動を食止めるもの、後者はフランジを誘導して脱線させる器具をレールにかぶせます。

乗り越し分岐器 2 安全側線用

この写真では行き違いができる単線で、単線に戻るとき万一対向列車が来ていたときに備えて、単線に戻る直前に設置されています。

この乗り越し分岐器には大別して手動式と自動式があって、先に上げたものは安全側線でよく使われる自動式です。その動力は電動や油圧などです。
これが本線を横取りするときは本線と平行して並んでいるレールが普通のポイントのように動きます。普通と違うところは、外側にあるレールが本線のレールに覆いかぶさって渡り板になることです。このレール、正式には横取り装置と呼ばれます。普通の分岐器で言うなら、ポイント部を指して「横取り装置」、横取り装置を使用した分岐器全体を指して「乗り越し分岐器」と呼ぶ、ということになります。フログにあたる部分や直角交差は「乗り越しクロッシング」と呼びます。
横取り装置が覆いかぶさることで車輪を持ち上げ、フランジをレールより高い位置に持ち上げて安全に通過できるようになっています。

乗り越し分岐器 3 定位側

乗り越し分岐器 4 安全側線用横取り装置アップ 反位側

フログにあたる部分も横取り装置が被さるものがありますが(最初の写真)、安全側線の場合はどの道脱線してしまうので、コスト削減のためか上の写真のようにフログ用の横取り装置を設けていないことが多いようです。

手動式は作業員が分岐器脇にある白かったり錆色だったりする鉄板状の横取り装置をバネでひっくり返して本線に被せます。大抵はフログ部分にも横取り装置が設置されています。普段は南京錠でロックされていて、簡単には外せません。

乗り越し分岐器 5 手動式

こちらは横取り装置が相当高く、フログ部分の横取り装置(下の写真の緑で囲ったところ)付近のレールがこんもりと盛り上がっているのが特徴です(下の写真で赤く囲ったところ)。

乗り越し分岐器 説明用

なかには普段横取り装置となるレールが取り外されていて、必要時に取り付ける、という超古典的なものが存在するようです。

リンク先:oomatipark様サイト「レイルエンヂニアリング」

手動式の場合大抵は保線車両の横取りに使用するもので、保線車両が通過し終わるや否や、すぐさま横取り装置を元に戻してロックしてしまいます。ゆえに営業運転が終わった後でないと使用している様子を見ることはできません。ちょうど使っている最中でも大抵は暗く、保線車両や作業員が壁になって見ることは難しいでしょう。作業も保線車両がぎりぎりのところまで来てから手早く行うのであっという間です。
一方、元に戻し忘れると営業列車が横取り装置に乗り上げて脱線、という事故に繋がってしまいます。
時速5キロでないと安全に通過できないところへ何十キロも速度オーバーして突っ込むわけですから被害は甚大でしょう。
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生麦生米...
[EDIT]
趣を変えて久しぶりに分岐器の話題を。
生麦で見ることができるノーズ可動クロッシングをご紹介。ここではホームから間近で見ることができ、待避線なので動くところをしっかり観察できます。しかもシングルクロスになっています。
京急 生麦 可動ノーズクロッシング

上野毛のもの飛田給のものと違って、ノーズがゴツいのが最大の特徴でしょうか。ノーズ上面にはロールマーク――レールの製造年やメーカー、種類を記したもの――が刻まれていて、コマツの50kgNレール、12番分岐器ということが確認できました。
京急 生麦 可動ノーズ フログ拡大
鷺沼の三枝分岐器
[EDIT]
以前、車内からしか見れない三枝分岐器を紹介した鷺沼車両基地。
ここに2つ設置されているのは確認済みでした。でもまだありそう。そんな予感を2つ目発見当時から抱いていました。
つい先ほどふと思い立ってGoogleマップで基地の航空写真を眺めていたら...
あるじゃないですか、3つ目の三枝分岐器が!
http://maps.google.co.jp/maps/ms?hl=ja&gl=jp&ie=UTF8&lr=lang_ja&oe=UTF8&msa=0&msid=109929508071305471338.000457d2dee30c8510db3
↑に3つの三枝分岐器の所在をマークしておきました。
さすがに3つ目を普通に撮影することはできませんね。関係者の方にお願いして撮影してもらうとか、ラジコンヘリにカメラを積んで撮影するとか(変な目で見られるって)、Googleマップで我慢するしかないですね。
音鉄シーズンオフ
[EDIT]
夏まっただ中ですが各地で集中豪雨が襲っているようです。
こちらも今日は日中と夜に雷を伴う激しい雨が降りました。

さて、夏まっただ中。
電車はクーラーをフル回転させ、旧型車両も扇風機が唸ります。
静かなクーラーならまだしも、うるさかったり扇風機だと折角の走行音も
はっきりとした音が録れません。
というわけでほとんどの音鉄は他の趣味に没頭したりするわけでして
私もあまり気合いが入りません。
暑さも手伝って音鉄以外のことにもなかなか気が回りません。
それでも暑さしのぎに鉄道はうってつけです。
コンビニとか本屋で涼しくなるまで...朝は10時頃から夜6時なんて居座ることは出来ませんからね。
それも鉄道なら関係なし。終点に着いたら降りなければなりませんが、
待合室で涼んだり撮影に没頭すればいいのです。
これだけで半日があっという間に過ぎます。
ルームエアコンが届くまでの間はそんなふうに過ごしてました。

引っ越してきたのが京王線の沿線で、貧乏な私は大体京王線で鉄分補給することが増えてきてます。
で、京王線というとGTO VVVF車が8000系だけで、
他と違って地味で特徴のない音を立てるのであまり好きな鉄道会社ではないのですが、
足元に目を向けるとなかなか面白いことに気付きます。
シングルスリップ
思いの外スリップスイッチが沢山あったのです。この写真はその一部ですが、3つもありますね。
でも特殊なゲージだから相当高価で、そのうち消えるのかも...。
先月22日の出来事でした。

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シーサス4連!
[EDIT]
つい最近になって、東急田園都市線鷺沼駅において、片渡り線だった個所がシーサスに改造されました。この改造は左端の鷺沼北側留置線から大井町線の車両を2番線に転線させるためのものでしょう。
当該分岐器

改造後

上の写真が改造前(3番線ホームで撮影)、下が改造後(2番線車内で撮影)です。ポイントガードが物々しいですが、シーサス4基というのは壮観です。
本線ではないのでノーカウントとしましたが、実は右端の振分で構成されたシーサスのすぐ先にもシーサスが設置されています。この奥にはさらに三枝分岐が設置ているので、私のような分岐器マニアには堪らない場所です(笑)

ちなみに、シーサスの連続というと関東では小田急藤沢や東武柏がシーサス3連になっています。そのうちの柏駅のシーサスはoomatipalkさまのブログで見ることができます↓

シーサスクロッシング×3キレイです位置情報(google map)...
東武野田線 - 柏

再び上野毛
[EDIT]
ちょっと前ですが、上野毛駅改良工事がほぼ完成した後に写真が撮れました。写真はホームではなく分岐器ですが(^^;
ノーズ可動クロッシング - 反位側(上野毛)

単純にノーズが分岐線側に切り替わったらどうなるのかな~、というだけです。
生麦(後日記事にする予定です)のは見たことがあるんですが、このタイプのは見たことがなかったんです。

ちなみに、二子玉川方面の分岐器は単純な弾性ポイントの片開きでした。
6つ目
[EDIT]
ここのところ結構雪が降り続いています。昨日も霰になったり霙になったりしつつ降っていました。そして今朝も。
しかし今日は日差しが暖かかったのか解け残っていた一昨日あたりの雪もほとんど解かしてしまいました。

さて、つい最近大井町線上野毛駅に通過線が設けられました。ここの自由が丘方面の合流部にノーズ可動クロッシングの片開きが使われていました(二子玉川方面は未確認)。
ノーズ可動クロッシング(上野毛)

この画像はまだ工事中の頃のものです。
ちなみに、東急ではこれで一応7つとなります。2つはあざみ野に緊急用片渡りとして、もう2つは元住~小杉間にこれまた緊急用片渡りとして、そして溝の口にも2つ設置されています。
他にも旗の台に待避線が用意されましたが、こちらは線形が悪いせいか単純な弾性分岐器です。
それにしても、可動クロッシングにするほど高速化するんでしょうかね。
メモメモメモ
[EDIT]
先日ちょっとでかけてきたわけですが、そのときの発見(?)をメモしておきます。
それは田園都市線の制限速度。見たままですが、急行における江田と梶が谷の通過速度が気になっていたのでメモです。

江田:95km/h。上りでは3番線、下りは1番線を通過。分岐器は内方分岐と片開き。
梶が谷:85km/h。上りでは4番線、下りは1番線を通過。分岐器は片開きと振分。上りは対向が3番線側に大きく振り分けられ、背向は4番線側に開いている(列車は分岐側を通る)。
分岐器はいずれも弾性、クロッシングは固定式(圧接か?)。

こうしてみると、梶が谷は無理をしている感じですね。
ともあれ、梶が谷上りが小半径(になるはずの)側を通過する理由がなんとなくわかった気がします。大体
・対向になる振分の基準線側が4番線を向いている
・3番線はS字カーブがある
・さらに3番線には引き上げ線用の分岐器が存在する
から、という感じでしょうか。

後は気になることがひとつ。
溝の口、梶が谷方面にある分岐器が外方分岐に見えるんですが、実際のところどうなんでしょう...?
溝の口の外方分岐っぽいの
日本一?
[EDIT]
買い物と総武本線の特急券の予約等のついでに鷺沼の三枝分岐のひとつを撮影してきました。
ちょっと張り切り過ぎて現在やや体調不良に陥ってます(T T)
まともなのが撮れるまで一体何往復したことか↓
鷺沼の三枝分岐1

多分日本一撮影が困難な三枝分岐ではないでしょうか。
あ、この裏手にあるやつのほうがはるかに困難ですよね。だって金網+植木ごしだもん。長~い一脚かなんかとレリーズを使うか、関係者に頼むしか方法がないのです。

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プロフィール

さくらゆーな

Author:さくらゆーな
鉄道熱が再燃して、撮影に模型にいろいろやってます。
最近反核運動に偏ってるのを反省したいけど
知れば知るほど極悪非道な界隈で止まらない…

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