Entries

スポンサーサイト
[EDIT]
上記の広告は1ヶ月以上更新のないブログに表示されています。
新しい記事を書く事で広告が消せます。

-件のコメント

コメントの投稿

新規
非公開にする

-件のトラックバック

トラックバックURL
http://harukazehajime.blog115.fc2.com/tb.php/114-03c5a0da
この記事に対してトラックバックを送信する(FC2ブログユーザー)
曲線区間の敷設方法
[EDIT]
モジュールレイアウト製作にあたって復習をかねてみます。

鉄道において曲線区間に線路を敷設するにはいくつものルールがあります。鉄道模型のレイアウト製作でもできるだけこのルールに則って敷設することでリアリティがぐんとアップします。

カント

一番基礎的なルールの1つです。通常、曲線区間にはカントというものを設定します。カントは競輪などでいえばバンクです。高速で曲線区間を通過しようとすると、曲線の外側に向かって力が発生します。例えば投げ縄を作って振り回してみてください。そしてそのまま手を放すと、投げようとしなくてもわずかに飛んでいきます。投げ縄の輪っかに重いものを括りつけていればもっと遠くに飛んでいくでしょう。この遠くに飛ばす力と、振り回している間中輪っかが宙に浮いていられるのが遠心力です。鉄道や自動車などが曲線区間を走行している間でも発生しています。バイクがカーブを走っているとき、車体を曲る方向に傾けますね?こうすることで遠心力と重力のバランスがとれ、カーブが曲りやすくなります。鉄道や自動車のような巨大で重たいものを人力で傾けるわけにはいかないので、地面の方を傾けようというのがカントやバンクです。カントを設けることで制限速度を上げることもできます。このとき、曲線部分でいきなりカントを設けようとすると段差になってかえって危険です。そこで逓減カントといって、カントがなだらかにつくようになっています。
これには例外があって、カントがつけられない内外方以外の分岐器と分岐後基準線か分岐線と並列に戻す部分や、低速で走行するのが前提の側線などでカントがついていないカーブを見ることができます。

模型では脱線するほどの速度で走行しない、むしろ車体が軽すぎてカーブの内側に倒れる危険性があること、横転を回避しようとするとカント量が小さすぎ視覚的効果が得られないといった理由で、長らくは見た目にこだわる人だけがフレキシブルレールを用いてカントを取り入れていましたが、首都圏に構える鉄道模型店「Models IMON」が日本の在来線向け規格「HOj」用に道床付きレールを開発した際、ほとんどのカーブレールにカントをつけて発売しました。道床付きレール普及の立役者、TOMIXがこれを知ってカントレールの開発を視野に入れたという噂がありますが真偽のほどは定かではありません。とはいえユーザからの声は多かったようで、KATOが先行してカントレールを発売、TOMIXは後れを取りながらも単線でも使える仕様で発売しています。IMONではレール自体の重みを利用することでレールを捩り、カントを逓減させるためだけのレールを省略しています。KATO、TOMIXはカントを逓減させるためだけの「アプローチレール」というカーブレールを用意しています。

直線区間との接続方法とカントとの関係

まず一番基礎的なルールです。直線区間から曲線区間に切り替えるに当たって、お互いの区間をなだらかに結ぶ緩和曲線と呼ばれる区間を挿入することになっています。これは、直線から曲線に突然変わると、その場にとどまろうとする慣性の法則と、直進してきた惰性と遠心力が突発的に加わり、直進するかのように脱線してしまうのを防ぐためです。「曲りきれなかった」とはこういうことです。緩和曲線に対して、目標となる半径の曲線は「単曲線」といいます。そして緩和曲線の始まりをBTC、単曲線の始まりをBBC、単曲線の終わりをEBC、緩和曲線の終わりをETCと言います。
緩和曲線についても例外があって、分岐器に含まれる曲線に対しては緩和曲線がありません。また、緩和曲線をどうしても設けられない場合に限り、速度制限を大幅に落したうえで緩和曲線を省略することが可能です。この場合、当然のことながらカントの逓減は直線区間から始めることになります。IMONのカント逓減方法は基本的にこれになります(R700mm台のレールであればポイント返し用のカーブレールで緩和曲線区間でのカント逓減が可能です)

鉄道模型ではカントレール同様、遠心力で脱線するということはまず無いので、やはり見た目にこだわる人だけが取り入れています。道床付きの場合、だいたいは段階的に半径を落していく、という形でしか緩和曲線を挿入することができません。そもそも今では狭い家の中で使うものですから、緩和曲線を入れているとスペースが勿体ないのです。

長くなってきたのでとりあえずここまで。いずれガードレールなどについて触れて締めくくりたいと思います。
関連記事

0件のコメント

コメントの投稿

新規
非公開にする

0件のトラックバック

トラックバックURL
http://harukazehajime.blog115.fc2.com/tb.php/114-03c5a0da
この記事に対してトラックバックを送信する(FC2ブログユーザー)

Appendix

プロフィール

さくらゆーな

Author:さくらゆーな
鉄道熱が再燃して、撮影に模型にいろいろやってます。
最近反核運動に偏ってるのを反省したいけど
知れば知るほど極悪非道な界隈で止まらない…

カレンダー

03 | 2017/04 | 05
- - - - - - 1
2 3 4 5 6 7 8
9 10 11 12 13 14 15
16 17 18 19 20 21 22
23 24 25 26 27 28 29
30 - - - - - -

+ アーカイブ
 

最近の記事

カテゴリー

検索フォーム


キーワード

カウンター

トータルカウンター
現在の閲覧者数:

ads3

Mac ソフトのことなら act2.com

Make a donate

もしこのブログを気に入っていただけたら上記アフィリエイトプログラムか下のPayPalでブログ・サイトの維持にご協力ください。

donationPrice

ブロとも申請フォーム

この人とブロともになる

ブログランク

上記広告は1ヶ月以上更新のないブログに表示されています。新しい記事を書くことで広告を消せます。