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日本の原発のコストが実は馬鹿高い理由
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原発を止めると火力発電の燃料費が上がるため電気料金が高くなるといわれている。しかしその実態を探ると、原発の方がはるかに高いことがわかる。実際、火力や水力と比べると原発の発電コストの方が高いという試算がある。
ゼネコン、天下り、原子力村、周辺住民の保証から反対派の説得のような泥沼の様相を呈するカネの動きも一因だが、もっと身近に感じるところにも原因がある。
日本最大のカネの無駄遣い、原発。今、定期点検からトラブルにいたるまで原発はどんどん止まっている。このままいけば来春には全部が止まりかねないと言う。ここらで猛反発して、原発が全部止まったらどうなるのか試してみるのも乙なものだろう。どうせ普段から、冬場の定期点検による運転停止が集中する。原発がなくても生活できることが証明されよう。

・原発作業員の人件費。給料は安いしベテランを雇わないしで一見安く見える。しかし原発は些細なミスや老朽化によるトラブルが最も多く、修復作業人員は数百人に及ぶ。なぜなら定検時以外では運転を止めるわけもいかず、放射線量もはるかに高いため作業時間は数秒しか確保できない。当然作業する間もなく限度量に到達する作業員も多くなるが、そうした作業員を同じ日に二度三度使い回すと被爆の影響が出かねないため、安全とは嘘だったと訴えられる前に切り上げさせる必要があるのだ。結果的にここがネックになって人件費が嵩んでいる。

・燃料費。ウランは100%輸入に頼っている。プルトニウムもウランがなければ採取できない。プルトニウムは貴重な国産エネルギー源と説いて回っているが、たまたまプルトニウムの採取とその増殖に成功しただけであって根本的に100%輸入である。輸入に関しては日米間で融通を利かせているから高騰することはそうそうないが、現在の原子炉の燃費が悪い。そのエネルギー効率はわずか33%。エネルギー効率というのは発生させたエネルギーを無駄になった分と利用できた分を割り出すもので、燃費の指標として十分に使える。エネルギー効率が33%というのは、利用できた分が33%という意味であり、つまり67%ものエネルギーは無駄になっている。これはつまり燃料をバカスカ消費していくということである。プルトニウムも現在は高速増殖炉もんじゅが停止しているためウラン駆動の原子炉に使い回すプルサーマル用の燃料になっているが、増殖しなかった場合のプルトニウム採掘量はウランよりも少なくなる。

さてこのウランの採掘量。推進派はいまだに石油より多いと叫んでいます。このへん、数字を具体的に示さないとなりません。
で、まず石油。かの小出裕章助教授はご自身の講義において、現時点で50年分(あくまでも「一般論における数値」)。「30年後には100年分になって、100年採掘できるということを100年間言い続けるようになるんじゃないか」と冗談交じりでおっしゃっています。氏も半分は当たる、とおっしゃっていますが、なんと200年採掘できる(中部大学 武田邦彦教授)(金沢工業大学、PDF)、(石油連盟)というのが現在の認識です。新しい採掘技術、類似または代替となる燃料へのシフトやプラスチック原料を石油からシフトによる消費減などその理由は様々ですが、いずれにせよ原発推進派が垂れ流していた50年という数字は完全に否定されました。
ウランはというと70年または330億トン(電気事業連合会PRパンフレット「コンセンサス」を引用する原子力資料情報室=CNIC)といわれています。コンセンサスのグラフを見れば、石油(1360億トン)の1/4ほどしかないことがよくわかります。

ちなみに、数多ある発電方法の中でもっとも時代遅れの発電方法でもあります。なぜか?核分裂は分子レベルの暴走を起こすという、いわば暴れ馬を落ち着かせないまま言うことを聞かせる行為。発展のしようがないのです。
たとえば、ウラン灰から出てくる二酸化プルトニウムに二酸化ウラン(劣化ウラン)を混合したMOX(混合焼結)燃料を利用したプルサーマルは火に油を注ぐ方式として専門家によって警鐘が鳴らされ、MOX燃料用炉のひとつである高速増殖炉はもんじゅにて稼働したもののトラブルが相次ぎ、海外では開発研究はおろか、建設や計画中止、もんじゅ自体もまだ実用装置でないところへ反原発の動きが強まり、再稼働は困難を極めています。
おなじくMOX用炉である新型転換炉はハイコストであったことから拒否され、開発計画は全面取りやめとなっています。
ほかの発展はというと、耐震性をはじめとした原子炉の構造強化か、核融合法が反省もなく「100%安全」の神話付きで、小規模な核融合の実験を行っている段階。それもまだ融合反応を瞬間的に維持できた程度で喜んでいる状態です。

もっと古い火力は?内燃機関発電とその排気ガスによる汽力発電(一般的な火力発電。原子力、地熱などいわゆる巨大な湯沸かし発電)の組み合わせによる複合発電、可燃ゴミなどを利用するバイオマス、代替燃料、新しい石油の採掘法、天然ガスなど、古いながら新しい方式が開発されています。
懸念されている温暖化ガスについては、二酸化炭素なら水に溶かすことができ、その他の排気ガスについても触媒によって削減できます。

電気屋の脳みそだとここで止まるんですが、最古の水力、そして新興エネルギーだって負けてはいません。
水力発電はこれまで大規模な発電ばかりに気を取られてダムばかりに頼ってきていて、原発推進派はもうダムを造る場所がないとして無視しています。
近年は用水路程度の流量でも効率良く回転する水車が開発され、設備はきわめて小型であることから温室などの電力を自家発電によって賄うために注目されています。いわゆる「マイクロ水力発電」です。
水車の小型化と高効率化に一役買ってきたのは、河川から水流を誘導する流れ込み式でしょう。

風力は従来のプロペラ機や風車小屋につけられるような水平軸風車から、風速計のように回転する垂直軸風車に注目が集まっています。この風車は水平軸のものより小さな風でも回りはじめ、しかも風向に左右されないというメリットを持っています。さらに風を集めるお椀型(風のダム)にするとより良く回り、ある程度意匠を凝らしたデザインのものも登場していて、景観問題に対する対策のひとつとなるでしょう。
場所問題については日本の国土のおよそ12倍に相当する面積を持つ海への建設で対処できます。このうち遠浅や波打ち際などに設置する洋上風力発電は、三陸地域において3.11の震災での津波に耐えた実績があり、今後に期待できるでしょう。また、水深の深い場所では浮体に風車を設置する浮体洋上風力発電施設が研究されているほか、沖合においては送電が困難であるため、発生させた電気を利用して水素などを生成し、それを輸送して燃料電池に利用する構想があります。
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鉄道熱が再燃して、撮影に模型にいろいろやってます。
最近反核運動に偏ってるのを反省したいけど
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